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TIS、アセンブラ言語をCOBOL言語に変換する「アセンブラマイグレーションサービス」を提供

 TIS株式会社は30日、アセンブラに関する課題を解決する「アセンブラお助けサービス」において、アセンブラ言語をCOBOL言語に変換する「アセンブラマイグレーションサービス」を追加したと発表した。

 アセンブラマイグレーションサービスは、TIS独自の変換ツールと技術者による手動変換により、アセンブラプログラムをCOBOLへ変換するマイグレーションサービス。アセンブラ言語より比較的技術者が豊富なCOBOLに変換することで、技術者不足を解消し、継続的なシステム保守が可能になるほか、アセンブラからCOBOLへの変換により、COBOLからJavaなど他言語への変換も可能になるため、脱ホストに向けた第一歩を踏み出せるという。

 サービスでは、企業が保有する資産の現状分析から、変換後のCOBOLプログラムの提供までをサポートしてくれるとのことで、まず、企業のアセンブラ資産における、開発ルール、アセンブラ構文、仕様命令を確認してマイグレーションの方針を確定し、最適なマイグレーション方法を提案する。

 続いて、企業の固有マクロの洗い出しを実施。技術者による手動変換作業を削減するために、選定した企業固有マクロの変換ロジックを変換ツールに組み込むカスタマイズ作業を行った後、変換ツールによる自動変換と、変換ツール適用外の手動変換によりアセンブラからCOBOLへの変換を実施する。

 また変換後には、マイグレーションの正当性を確認するため、変換前(アセンブラ)と変換後(COBOL)の実行結果が一致することを確認するとのこと。