アグレックス、ChatGPTの業務活用を後押しする「生成AI活用伴走支援サービス」を提供

　株式会社アグレックスは28日、OpenAIが開発した自然言語処理モデル「ChatGPT」の業務活用を後押しする「生成AI活用伴走支援サービス」を提供開始すると発表した。

　生成AI活用伴走支援サービスは、Microsoft Azure上のセキュアな環境でChatGPTを利用できる「Azure OpenAI Service」を用いて、生成AIのトライアル環境構築からスキル教育、実務への活用支援まで、生成AIを安全かつ効果的に利用するための仕組み作りを伴走支援するサービス。

　サービスでは、オンライン研修による学習に加え、Few-shot Learning（機械学習の一種で、限られたデータで効率的に学習することができる学習手法）や、自然言語処理において、言語モデルが正確な応答を生成するための指示を設計する手法であるプロンプトエンジニアリング、データベース整備、データログ活用をアグレックスが支援し、利用者のスキルアップと生成AIの活用効果を高めるサポートを行う。

　また、運用ルール策定やガイドライン作成の支援を通して、生成AI活用の社内浸透を後押しするとともに、生成AIの仕様変更などの有益な情報を速やかに提供するなど、継続的なサポートを行う。

　サービスを利用することで、実務との適合性や、導入効果・課題を知ることができるほか、有効に活用するために必要なアプリ構築や、データ整備、検証課題に対する対応策の検討などの支援を可能とする。

　アグレックスは、実務における生成AIの活用により企業活動のイノベーション創出を促し、企業の持続的な成長を支援するとしている。