富士通Japan、Peppolネットワークを経由して電子インボイスをやり取りする「Fujitsu Peppol Connect Service」

　富士通Japan株式会社は24日、請求書や納品書などの電子文書をネットワーク経由で送受信するための国際標準規格「Peppol（Pan European Public Procurement Online、ペポル）」に準拠した新サービス「Fujitsu Peppol Connect Service」を、同日より販売開始すると発表した。

　Fujitsu Peppol Connect Serviceは、Peppolネットワークを経由して、Peppolの電子インボイスのやり取りを実現するサービス。富士通Japanでは2022年10月に、デジタル庁よりPeppolサービスプロバイダーの認定を取得し、Peppol接続サービスを提供可能になっている。今回提供されるサービスを介することで、利用企業は、Peppolネットワーク経由での電子インボイスの送受信を容易に行えるようになるという。

　また、利用企業の自社システムへの組み込み、あるいは利用企業がサービス事業者として提供している会計・請求サービスなどへの組み込みが可能なため、実装時の負荷の軽減と、サービスの付加価値向上を実現するとした。

　今後は、Fujitsu Peppol Connect Serviceと、富士通JapanのEDIサービス「Fujitsu 流通EDIサービス TradeFront/6G」、「Fujitsu 資材調達支援サービス ProcureMART（プロキュアマート）」をはじめとする、富士通グループのソリューションとの連携も予定しているとのこと。

　なお、株式会社インフォマートが提供する請求書クラウドサービス「BtoBプラットフォーム 請求書」での採用が決定しており、2024年夏ごろからFujitsu Peppol Connect Serviceと連携を開始する予定だ。