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MDIS、AIとエッジPCの組み合せでメーター読み取り業務を実現する「スマート工場ソリューション kizkia-Meter」を提供

 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(以下、MDIS)は2日、工場における巡回点検業務を効率化する「スマート工場ソリューション kizkia-Meter(以下、kizkia-Meter)」を発売した。

 kizkia-Meterは、三菱電機株式会社のAI技術を基に、MDISが開発した映像解析ソリューション「kizkia」と、工場に設置するエッジPCやカメラなどの機器で構成するソリューション。アナログ/デジタルを問わず、さまざまなメーターの値を自動で読み取り、統合管理することで、人が巡回することなく工場の稼働状況を把握できる。

 耐環境性に優れた産業用エッジPCを採用し、安定稼働を実現。オンプレミスのシステム構成で、安全にデータを管理する。メーターの読み取り画像を保存することで、後から目視確認でき、見逃しも防止する。エッジPC 1台にカメラ10台まで接続でき、カメラは有線/無線が選択できる。

 トライアルで現場にお試し導入し、実環境での読み取り確認が可能。統合サーバーを追加することで、数百台のメーター読み取りまで段階的に拡張できる。HTTPベースAPIにより、読み取り値や画像をMES(製造実行システム)など他システムとも連携できる。

 専用アプリのインストールは不要で、マウス操作中心の簡単操作で利用可能。複数場所のメーターもグループ登録することで、1つの画面で確認できる。また、メーター値の異常発生時はメール通知により、遠隔地からでも点検対象を確認できる。

 kizkia-Meterの価格は100万円(税別)から。MDISは、kizkia-Meterをはじめ、今後もスマート工場化を推進するソリューションを展開していくとしている。

kizkia-Meterによる設備点検のイメージ:設備単体監視(エッジPC1台)
kizkia-Meterによる設備点検のイメージ:工場全体の設備点検
ブラウザー画面例(グループ管理機能)