ニュース

サイバーセキュリティクラウド、脆弱性情報収集・管理ツールのMSP事業者向け新プラン「SIDfm VM for MSP」を提供

 株式会社サイバーセキュリティクラウドは20日、脆弱性情報収集・管理ツール「SIDfm」の新プランとして、MSP事業者向けの「SIDfm VM for MSP」を提供開始したと発表した。

 SIDfmは、日々公開される脆弱性情報の収集と管理を効率化するツール。

 新たに提供するSIDfm VM for MSPは、複数の顧客企業の保守・運用を担当するMSP事業者向けに最適化したプラン。アップデートのトリガーとなる脆弱性情報の収集や管理についての業務責任範囲があいまいであることや、アップデートの遅延や漏れが発生しているといった、MSP事業者が抱える課題を解決する。

 保守・運用をしている顧客企業が複数社ある場合でも、まとめて脆弱性管理を行うことが可能で、顧客満足度の向上や他事業者との差別化につなげられる。ソフトウェア構成情報を24時間ごとに自動収集し、検出されたユーザー実装ソフトウェア(OSS)も登録可能。通知や条件設定、閲覧範囲、編集権限も企業ごとに設定できる。

 MSP事業者向けの月額プラン(月額2000円/ホスト)による提供で、管理する資産の増減にも柔軟に対応可能。さらに、ホスト数が増えた場合には、ボリュームディスカウントにより1ホストあたりの利用料金が低減する。