ユービーセキュア、クラウド型Webアプリケーション診断ツール「VexCloud Standardプラン」を提供

　株式会社ユービーセキュアは20日、Webアプリケーションの自動診断を可能にしたクラウド型Webアプリケーション診断ツール「VexCloud Standardプラン」を提供開始した。

　VexCloud Standardプランは、セキュリティ人材不足という社会問題の解消に向けて、NRIセキュアテクノロジーズ株式会社、グローバルセキュリティエキスパート株式会社から協力を得て開発した、Webアプリケーションのセキュリティ検査を自動で行えるサービス。

　Webブラウザーを利用して、Webアプリケーションの脆弱性診断ができ、直観的に使えるインターフェイスにより、必要最小限の設定で診断を実行できる。ユービーセキュアが提供する、純国産のWebアプリケーション脆弱性検査ツール「Vex」で培ったレポーティング機能を備え、分かりやすい結果レポートを提供する。

インターフェイスのイメージ

　Webサイトを複数のグループにまとめて管理でき、グループごと／サイトごとに担当者をアサインできる。これにより、部門やグループ会社ごとに担当者を置いたり、開発部門へ権限を委譲したりすることで、現場部門の任意のタイミングでの診断が可能になる。また、グループやサイトごとの診断状況を、セキュリティ部門がVexCloudを通して把握することで、状況確認のやり取りが効率化され、管理負荷を軽減できる。

　検出可能な脆弱性は、SQLインジェクション、OSコマンドインジェクション、XMLインジェクション、HTTPヘッダーインジェクション、クロスサイトスクリプティング、クロスサイトリクエストフォージェリ、オープンリダイレクトなど。

　VexCloud Standardプランの価格（税込）は、1サイトのみの場合が月額4万6420円、5サイトの場合が1サイトあたり月額2万5410円、10サイトの場合が1サイトあたり月額1万9690円など。