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さくらのクラウド、エンハンスドDBでMariaDBと耐障害性や安全性を高める2つの機能を追加

 さくらインターネット株式会社は18日、IaaS型クラウドサービス「さくらのクラウド」の機能「エンハンスドDB」で、新たに「MariaDB」を提供開始した。

 MariaDBは、複数のゾーンで冗長化を行うMulti-AZ構成での提供となり、これにより電源設備やネットワークなどの広域障害に対しても可用性の担保が可能となる。なお、複数の顧客がリソースを共有するマルチテナント型での提供となる。

 また、既存のTiDB、新規のMariaDB共に、エンハンスドDBに接続可能なネットワークを制限する機能およびエンハンスドDB追加時の選択リージョンに東京リージョンが追加となった。これらの機能により、耐障害性や安全性をより高めたデータベース構築および運用が可能となる。

 さくらインターネットでは、今後も「『やりたいこと』を『できる』に変える」という企業理念のもと、顧客のDXを推進するパブリッククラウドを提供していくとしている。

「エンハンスドDB」の設定画面