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英OQC、量子コンピューターを東京都内のエクイニクスデータセンターに導入

 英Oxford Quantum Circuits(以下、OQC)と米Equinix(以下、エクイニクス)は15日、都内にあるエクイニクスのデータセンター「TY11 International Business Exchange(IBX)」を通じて、高性能な量子コンピューターを世界中の企業に商用提供すると発表した。

 OQCは、量子コンピューターをTY11に導入し、エクイニクスのオンデマンドのインターコネクションソリューション「Equinix Fabric」を活用し、2023年後半にエクイニクスのグローバルプラットフォームで「Quantum Computing -as-a-Service(以下、QCaaS)」を実現する予定。Equinix Fabricに接続することで、世界中の企業や組織は、あたかもオンプレミスにあるかのように量子コンピューターに容易に接続できることになり、また、自社のデジタルインフラ内で直接QCaaSに接続することで、より安全かつ容易に量子コンピューティングテクノロジーを活用、検証することが可能となる。

 OQCのCEOであるイラーナ・ウィスビー博士は、「世界は、量子コンピューターがわれわれの生活に変化をもたらすほど成熟するのを待ち望んでいました。エクイニクスのワールドクラスのTY11データセンターに量子コンピューティングを導入することで、この現実に一歩近づくことができます。量子コンピューティングは、技術とプロセスの面で大きな転換を意味します。従来型の古典コンピューターとは異なり、量子コンピューターは膨大な量のデータを信じられないほどのスピードで処理することができます。私たちは、エクイニクスとともに、世界中の企業における量子コンピューターのスキルセットと能力の開発を支援できることをうれしく思います。未来はここにあり、私たちは量子コンピューター時代の最先端を担っています」と述べている。

 エクイニクス・ジャパン代表取締役社長の小川久仁子氏は、「量子コンピューターは、ビジネスの課題をより持続可能な方法で変革する可能性を秘めています。当社は世界のデジタルインフラストラクチャ企業として、より簡単・安全・高帯域なアクセスを実現するこの画期的な技術を世界中の何千もの企業にご提供できることをうれしく思います。OQCの量子コンピューターがPlatform Equinixのグローバルエコシステムとして加わることは、イノベーションとサステナビリティを実現するするという当社のコミットメントを裏付けするものです。今日私たちが直面しているデジタルビジネスにおける重要な課題を解決するために共に協力し合うことを楽しみにしています」と述べている。