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ソフォス、エンタープライズグレードのセキュリティアプライアンス「XGS 7500/8500」モデルを発表

 ソフォス株式会社は8日、新たに2つのエンタープライズグレードのXGSシリーズアプライアンスをリリースし、次世代ファイアウォール製品群を拡充したと発表した。

 新しいXGS 7500/8500モデルは、業界最高水準のモジュール設計接続、拡張性に優れるSD-WAN機能、トラフィックとアプリケーションの高速化、高性能TLSインスペクション、脅威の保護機能、エンタープライズクラスの高可用性と冗長性機能を提供すると説明。これらのモデルは、高性能なXstreamフロープロセッサとエンタープライズグレードのアクセラレーションを備えたCPUを搭載し、同水準他社製品の平均より約50%高速なスループットを実現するとしている。

 性能面では、最大190Gbpsのファイアウォールスループット、最大141GbpsのIPsec VPNスループット、最大93GbpsのIPSスループット、最大76Gbpsの次世代ファイアウォール(NGFW)スループットを実現。また、最大34Gbpsの脅威保護機能スループット、最大24GbpsのXstream SSLおよびTLSインスペクションを実現し、最大同時接続数5800万、毎秒最大170万の新規接続をサポートする。

 IPsec VPN使用時のエネルギー効率が業界平均の最大2倍で、最大100Gbpsの高速通信が可能なQSFP28ポートを2基搭載。また、大容量で高速なメモリとNVMe SSDにより、互換性とストレージを強化した。

 さらに、ソフォス独自のプログラマブルなXstreamアーキテクチャにより、卓越した水準の保護機能、パフォーマンス、可視化を実現。インテリジェントなTLSインスペクションにより、業界最高クラスのパフォーマンス、柔軟性、すべての暗号化トラフィックの透過性を保証し、ディープパケットインスペクション(DPI)エンジンにより、アンチウイルス、IPS、Web、アプリコントロール、TLSインスペクションの脅威対策を単一のストリーミングエンジンで実現。ネットワークFastPathテクノロジーにより、信頼できるトラフィックの処理をワイヤスピードで自動的かつポリシーベースでインテリジェントにオフロード可能としている。