ニュース

エクイニクス、ベアメタルサービス「Equinix Metal」を大阪で提供開始

 米Equinix(以下、エクイニクス)は14日、顧客に物理サーバーリソースを提供するベアメタルサービス「Equinix Metal」について、大阪での提供開始を発表した。

 エクイニクスでは、物理サーバーをクラウドサービスのような“as-a-service”として提供するEquinix Metalの展開を進めており、香港、ソウル、シンガポール、シドニー、メルボルン、東京といったアジアパシフィックの既存の利用可能拠点に加え、新たに大阪でEquinix Metalの提供を開始する。

 Equinix Metalを利用することで、企業や組織は過剰な人的資本や金銭的な資本支出のリスクなしにビジネス拡大を推進できると説明。また、Equinix Metalの大阪進出は、東京の既存のシステムとの組み合わせで、企業がソフトウェアレベルのスピードで専用インフラストラクチャにアクセスし、低レイテンシの相互接続を自動化するとともに、デジタル社会で事業を支える基盤となるネットワーク回復性を最適化することで、事業継続性を強化するとしている。

 エクイニクス・ジャパン株式会社代表取締役社長の小川久仁子氏は、「Equinix Metalの大阪進出は、事業継続性を実現するとともにデータ主権に関する要件を順守するために必要な、プライベートな低レイテンシのデジタルインフラストラクチャに対する企業ニーズの増大に対応するものです。オンデマンドで柔軟性のある相互接続性が東京と大阪という2カ所の大都市圏で利用可能であり、数分で専用のITインフラストラクチャにアクセスできるようになりました。必要な相互接続と基盤ネットワークサービスの自動化により企業のデジタルトランスフォーメーションをサポートできます」と述べている。