ニュース

パイプドビッツ、ローコード開発「SPIRAL ver.1」でなりすましメール対策機能強化の「エンベロープfrom独自ドメインオプション」を提供

 株式会社パイプドビッツは1日、ローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.1」の新オプションとして、メール配信機能におけるなりすましメール対策機能を強化する「エンベロープfrom独自ドメインオプション」を提供開始した。

 エンベロープfrom独自ドメインオプションは、SPIRAL ver.1のメール配信機能において、エンベロープfromのドメイン名を独自ドメインにできるオプション機能。SPIRAL ver.1利用ユーザーから配信されたメールを、インターネットユーザーが受信し、メールの送信元情報を確認した際に、Fromアドレスや送信元として表示される「エンベロープfrom」ドメイン名が、期待する送信者情報になっていることで、従来よりも安心感があり、届きやすいメール配信環境となる。SPFの対象であるエンベロープfromドメインを独自ドメイン化できることで、利用ユーザーがDMARCに対応しやすい環境となる。

 パイプドビッツでは、株式会社NTTドコモがフィッシングメール対策を目的に、同社に認められた公式アカウントから送信したメールに、ドコモメール上で公式アカウントのマークを表示できる「ドコモメール公式アカウント」を2021年5月に提供開始しており、公式アカウントマークはメール受信者に分かりやすく安心を伝えられるため、金融業界を中心に対応企業が増加傾向にあると説明。

 ドコモメール公式アカウントに対応したメールを配信するには、DMARCまたはSPFの認証結果がPASSになる必要があり、SPIRAL ver.1利用ユーザーはエンベロープfrom独自ドメインオプションを利用することで、SPF認証の対象ドメインであるエンベロープfromを独自ドメインにでき、ドコモメール公式アカウントに対応しやすくなるとしている。

 エンベロープfrom独自ドメインオプションの価格(税別)は、初期費用5万円、月額利用料1万円。