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ナチュラルスタイル、IoTサービス向けPaaS「さくらのモノプラットフォーム」専用の通信モジュールを販売

MixDake for モノプラットフォーム 開発ボード

 株式会社ナチュラルスタイルは16日、さくらインターネット株式会社のIoTサービス向けPaaS「さくらのモノプラットフォーム」専用の通信モジュール「MixDake for モノプラットフォーム 開発ボード」を販売開始した。

 さくらのモノプラットフォームは、IoTシステムの構築・運用に必要となるプラットフォームや設計情報、通信回線を一貫して提供するPaaS(Platform as a Service)。

 これまで、さくらのモノプラットフォームに接続するための通信モジュールは、ごく少数に限り、検証・開発用の「開発キット」を提供していたが、実際の製品に組み込む通信モジュールは、ユーザー側で開発または調達が必要だった。

 さくらインターネットでは、「複数台を使った検証や少量(数十台~数百台規模)の製造用に通信モジュールが購入できるようにしてほしい」という要望を受け、今回の開発ボードの販売に至ったとしている。

 MixDake for モノプラットフォーム 開発ボードは、さくらインターネットが公開している設計情報を用いて、ナチュラルスタイルが製造。LTE無線モジュールとしてNordic製の「nRF9160」、さくらインターネットのIoT向けのSIMサービス「さくらのセキュアモバイルコネクト」のチップ型SIMを搭載する。

 2.54mmピッチのピンヘッダが実装済みで、ユニバーサルプレートやブレッドボードなどと簡単に組み合わせられる。さらに、拡張基板を使うことで汎用マイコンボードでの開発が可能。拡張基板はM5Stack向け変換基板、Nucleo向け変換基板、J-Linkコネクタ変換基板を提供する。

 MixDake for モノプラットフォーム 開発ボードの価格は1万7600円(税込)。