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マクニカ、ネットワーク内部に侵入した脅威を検知するNDR製品「Vectra AI」の監視サービスを提供
2022年12月23日 08:00
株式会社マクニカは22日、米Vectra AI（以下、ベクトラ）のNDR（Network Detection and Response）ソリューション「Vectra AI」を、監視・分析する「Vectra AI監視サービス」の提供を国内で初めて開始したと発表した。
NDRは、ネットワークにおける通信の振る舞いを分析することで、脅威の侵入、内部での横展開、情報の持ち出しといった全ての攻撃フェーズにおいて、監視を可能とするソリューション。
マクニカでは、NDRとEDR（Endpoint Detection and Response）を組み合わせることで、企業内部に侵入・潜伏する脅威への対策が強固となる一方、導入においては「セキュリティ知見のある人材の不足」「大量のアラート対応での運用負荷」「24時間監視体制が作れない」などの課題が残るケースもあり、企業内で運用を完結させることは容易ではないと説明。こうした課題を解決するため、NDRソリューションのVectra AIを監視・分析する、Vectra AI監視サービスを提供するとしている。
Vectra AI監視サービスは、Vectra AIが発する検知（アラート）に対して、アナリストによる脅威の分析、顧客に対する対応、対策の報告を、24時間365日で提供する。製品サポートから運用監視までを、Vectra AIの国内一次代理店であるマクニカが、関係会社であるS&J株式会社を含めたマクニカグループで一貫して支援することで、顧客のお問い合わせフローの煩雑化を防ぎ、包括的なサポートを実現する。
また、マクニカが取り扱う「CrowdStrike」や「Trellix」などのEDR各製品と連携が可能なため、NDRによるネットワークベースの検知から、EDRによる端末側の分析まで、一貫してサービス提供が可能。これにより、セキュリティレベルの向上と運用の効率化の双方に寄与する。サービスにより、NDRの知見やリソース不足などで導入に踏み切れなかった顧客も、安心してVectra AIを導入できるとしている。
