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日本ネットワーク技術者協会、「Pythonとネットワークの自動化基礎検定試験」を2023年1月16日開始

 一般社団法人日本ネットワーク技術者協会は19日、Pythonとネットワークの自動化基礎検定試験を、2023年1月16日に全国350カ所で開始すると発表した。日本ネットワーク技術者協会のPythonアドバイザーである寺田学氏が試験問題の出題範囲の策定と試験問題のレビューを行い、試験問題の作成を協会テクニカルアドバイザーの寺西祐樹氏が行っている。

 日本ネットワーク技術者協会では、Indeed Japanの2022年12月集計によれば、Pythonができるネットワークエンジニアの求人数が、ネットワークエンジニアの全求人の12%になったと説明。これは、ネットワークの自動化などで、Pythonが中心的な技術の一つとして一般的に普及が始まってきたことと、その人材育成の需要が高いことを示しているとして、ネットワークの自動化を学習するエンジニアに、正しい知識と文法の理解度をチェックするための「Pythonとネットワークの自動化基礎検定」を開始するとしている。

 Pythonとネットワーク自動化基礎検定試験は、主な対象者が配属前から配属3年目程度のネットワークエンジニアでネットワーク自動化の構築・運用を担当する人。判定基準は、出題範囲に記載された基礎的な用語知識を有すること、出題範囲に関連する基礎的な文法知識を有すること。試験時間は60分。設問数は40問(80問からランダム出題)。合格基準は7割正解。受験料金は1万1000円(税込)。

 試験会場は、全国350カ所のCBTソリューションズ CBTテストセンターで通年受験が可能。