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日本ネットワーク技術者協会、「IPv6基礎検定ベータ試験」を10月9日に実施

 一般社団法人日本ネットワーク技術者協会は25日、「IPv6検定基礎試験ベータ試験」を10月9日に実施すると発表した。

 日本ネットワーク技術者協会では、IPv4アドレスの枯渇とともにIPv6対応が求められる環境が増える中で、IPv6にとって最大の脅威は、セキュリティを確保しながら運用できる経験者が不足していることであると説明。IPv6の専門知識を持ったネットワークエンジニアを育成する機運を高めるべく、IPv6検定を立ち上げることにしたとしている。

 IPv6基礎検定ベータ試験は、初級ネットワークエンジニアとネットワークの運用管理を行う人を対象とした、IPv6の基礎的な知識を問う試験。設問数は40問、受験時間は60分で、合格基準は70%正解。問題作成は小川晃通氏。合格者は全員第一号本認定となる。

 試験会場はコワーキングスペース茅場町 Co-Edo。受験料金は5000円(税別)。主教材は「プロフェッショナルIPv6第二版(ラムダノート)」で、主教材での想定学習時間は約40時間。