ニュース

クライアント運用管理ソフト「SKYSEA Client View Ver.18.1」、MDM機能などを強化

 Sky株式会社は12日、クライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」の新版「同 Ver.18.1」を販売開始したと発表した。

 今回の新版では、モバイル機器管理(MDM)機能が強化され、SKYSEA Client ViewのマスターサーバーとMDM機能の利用に必要なモバイル情報中継サーバーを、1台の物理サーバーに同居させて利用する場合、マスターサーバーのアップデート実行時に、モバイル情報中継サーバーの更新も同時に行われるようにした。

 また、未知のマルウェアを検知するソフトウェア「FFRI yarai」との連携オプション「EDRプラスパック」も拡張された。検知されたファイルがFFRI yaraiであらためて安全だと判定(過検出判定)された場合、SKYSEA Client View側で同ファイルの隔離を自動的に解除できるようになった。管理画面上でも自動的に情報が更新されるため、より効率的な運用を行えるとしている。

 さらに、PC台数の少ない小規模環境でも導入できる「M1 Cloud Edition」では、PCのメンテナンスなどに活用できるリモート操作機能(オプション)が利用可能になったほか、各PCのアプリケーションごとの稼働時間を確認でき、働き方の状況把握などに活用可能な「アプリケーションログ」の収集・管理にも対応している。

 加えて、Windows 10 バージョン22H2、macOS Ventura(13.0)、Red Hat Enterprise Linux 9といったOSへの対応や、「S1/S3 Cloud Edition」のサーバーアップデートなどをより手軽に行える専用ツール提供などが行われている。