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日経統合システム、東京-沖縄のデータセンター間接続ネットワークサービスを提供

 株式会社日経統合システムは11月30日、株式会社GLBBジャパン(以下、GLBB)、クオリサイトテクノロジーズ株式会社の2社と連携し、12月1日に東京と沖縄間の新たなデータセンター間接続サービスを開始すると発表した。

 サービスメニューのうち、「データセンター間接続サービス(シェアド)」は、東京-沖縄間で高品質・低価格な1G帯域共有型回線を提供する。「データセンター間接続サービス(プレミアム)」は、東京-沖縄間で1G帯域専有型の顧客専用回線を提供する。顧客専用のため、他社のトラフィックによる影響を受けずに利用できる。

 日経統合システムでは、オンプレミスシステムの運用管理を行う場合、災害リスクを想定したBCP(事業継続計画)の観点から、メインシステムを配置するデータセンター(主に首都圏)とバックアップシステムを配置するデータセンター(主に地方)の活用が求められるが、首都圏データセンターと地方データセンター間を接続する回線費用が高額になってしまう課題があったと説明。

 この課題に対して2社と連携し、自社の保有するデータセンターと、クオリサイトテクノロジーズの沖縄データセンター間をGLBBの高速な回線で接続する新たなサービスを、低価格で提供するとしている。