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インテック、社内の全報告業務を集約できる「報告書集計システム」のクラウド版 AWS環境を利用

 株式会社インテックは24日、社内の報告業務を集約・集計する「報告書集計システム」のクラウド版を12月から提供開始すると発表した。Amazon Web Services(AWS)のクラウドサービス基盤を活用する。

 インテックの提供する報告書集計システムは、売上予実報告や進捗状況報告、研修参加者報告など、社内における報告業務を集約し、報告部門と集計部門の作業を効率化するもの。報告部門は報告書の入力と提出、集計部門は報告書の収集と集計作業を簡単なボタン操作で実施できるようになるという。

 導入企業は、すべての報告作業がこのシステムで完結するので、報告の都度、メールやFAXを見返す必要がなくなるほか、報告の締め切りや未提出報告資料を一覧で確認できる点もメリットとのこと。

 また、報告書フォーマットはExcelなどで簡単に作成・変更を行え、既存の報告書フォーマットを簡単に登録可能なため、新しいツールの使い方を覚えたり、業務プロセスを変更したりといった煩わしさがない点も特徴とした。

 加えて、Excelで作成した報告書の場合、集計範囲を指定するだけで総合計・中計・小計などの帳票を一度に作成可能。集計結果はExcel形式で出力され、収集・集計後の加工も自由自在に行えるとしている。

 従来、同システムはオンプレミスで提供されてきたが、今回は顧客からのニーズに応え、運用の負担がなく、短期間で導入可能なクラウド版を提供開始する。なお、現時点では閉域ネットワークでのSaaSとして提供するが、今後はインターネット接続利用により、幅広い企業へ提供する予定だ。