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ベリサーブ、ソフトウェア開発を効率化するクラウド型テスト技法ツール「GIHOZ」の有償プランを提供

セキュリティ機能やオーガニゼーションの管理機能を利用可能

 株式会社ベリサーブは27日、ソフトウェア開発の効率化を支援するクラウド型テスト技法ツール「GIHOZ(ギホーズ)」は、有償プランを含む新プランでのサービス提供を開始すると発表した。

 GIHOZは、各種テスト技法を手軽に利用しテストケースを効率よく作成できるクラウドサービス。2020年11月25日に無償のオープンベータ版をリリースしていたが、今回、クラウドツールに求められるセキュリティリスクへの対応を強化し、有償プランを含めた新プランで提供を開始する。具体的なセキュリティ機能としては、操作ログの記録、IPアドレス制限の両機能を利用可能だ。

 また、従来のGIHOZの機能ではリポジトリ単位でデータやユーザーを管理できたが、複数のリポジトリを組織としてまとめて管理したいという利用者からの要望に応え、有償プランでは、オーガニゼーション(企業やプロジェクトチームが一度に作業できる共有アカウント)の管理機能をあわせて提供するとのこと。

 有償プラン「ビジネスプラン」は最小5ユーザーから利用でき、価格は年額4万6800円(税別)から。1ユーザーあたりの月額料金に換算すると、780円(税別)になるとしている。

 また無償のスタータープランも提供されるが、テストケース取得・生成APIのリクエスト数が、1ユーザーあたり100リクエスト/日に制限され(ビジネスプランは1ユーザーあたり5000リクエスト/日)、セキュリティ機能やオーガニゼーションの管理機能などは利用できる。