グレープシティ、kintone向けプラグイン「krewData」に外部SaaSとの自動連携機能を追加

　グレープシティ株式会社は25日、サイボウズの業務アプリ構築クラウド「kintone」向けプラグイン「krewData（クルーデータ）」に、11月1日より、外部SaaSとの自動連携機能を追加すると発表した。同機能は、CData Software Japan合同会社（以下、CData）が提供する「CData Connect Cloud」との連携により実現したという。

　krewDataは、kintoneアプリ間のデータを自由自在に集計・加工できるプラグイン。予算アプリ・実績アプリを結合して予実集計を行ったり、受注アプリから請求書を作成するためのデータ加工を行ったり、といった使い方が可能になるという。

　今回はこのkrewDataにおいて、外部SaaSとの自動連携機能を追加した。同機能では、CData Connect Cloudで接続先を設定し、krewDataでデータ編集フローを作成するだけで、システム間のデータ連携をノーコードで行えるようになり、例えば、外部システムにある得意先マスタや商品データを取得してkintoneの顧客管理業務に活用したり、商品を複数チャネルに出店し計上された売上をkintoneで集計・分析したり、といったことが可能になるとのこと。

　グレープシティでは、このようにデータ連携がシームレスに行えるようになることで、部門や業務ごとにサイロ化されたデータをkintoneに集約でき、社内の情報共有プラットフォームとしてより活用の幅が広がるほか、kintoneを基盤としてデータドリブンな経営分析が可能になると、そのメリットを説明している。