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日立ソリューションズ、企業のインボイス制度対応を伴走型で支援するソリューション

 株式会社日立ソリューションズは、インボイス制度への対応を伴走型で支援する「インボイス制度対応支援ソリューション」を、10月18日から販売開始すると発表した。取引先との請求書授受が多種多様で、どこから法対応を進めたらよいか悩んでいる企業に向け、請求書に関する一連の業務の現状整理から法対応に必要な計画策定、システムや業務フローの変更、実運用までをワンストップでサポートするという。価格は個別見積もり。

 インボイス制度対応支援ソリューションは、消費税の軽減税率方式・適格請求書等保存方式、いわゆるインボイス制度に対する課題解決を支援するサービス。企業ごとに異なる請求書に関連する業務やシステムに対して、棚卸しや計画策定といったコンサルティングから、システムの設計・提供・運用まで、各企業の状況にあわせた法対応を伴走型でトータルで支援し、バックオフィス業務のDXを推進するとした。

 システム面では、自社のコンテンツマネジメント製品「活文」を中心として、請求書の発行・受領・保管の各フェーズで実績のある製品・サービスを組み合わせ、各企業の業務に適したシステムの構築提案が可能とのこと。

 具体的には、請求書発行については、取引先のニーズに応えて電子や紙、FAXなど多様な形態での発行サービスを提供できるほか、請求書受領に関しても、AI-OCRなどを活用し、さまざまな形式で受領した請求書の取り込みに対応する。請求書保管では、メールに添付されるPDFなどの「電子取引」、紙で受領・送付した書類の「スキャン文書」、業務システムから出力される「帳簿書類」に対応し、改正電子帳簿保存法に準拠した保管庫を提供するとしている。

「インボイス制度対応支援ソリューション」イメージ図