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中部テレコミュニケーション、有事の駆け付けから平時の備えまでを支援する「ctcセキュリティ運用支援サービス」を提供

 中部テレコミュニケーション株式会社(以下、ctc)は5日、サイバーセキュリティ専門のオペレーション体制「cSOC(ctc Security Operation Center)」を立ち上げるとともに、同組織などが顧客企業のセキュリティインシデント発生時の対応を支援する「ctcセキュリティ運用支援サービス」を、12月1日より提供開始すると発表した。

 ctcセキュリティ運用支援サービスは、顧客企業における万が一の有事への備えや、セキュリティインシデント発生時に求められる対策を全面的に支援するサービス。ctcの回線サービスおよび「マネージドUTMサービス」を利用している企業に対するオプションサービスとして提供される。

 セキュリティインシデントが発生した有事の対応支援としては、顧客企業の対策部門に駆け付け、対処方針等の各種相談を行うほか、セキュリティベンダーとの調整、ログ抽出・隔離等の作業代行、社内報告資料の作成支援などを行う。

 一方で平時においては、有事に迅速な初動対応をするために必要となる書類をctcにて共同管理するとともに、顧客企業のセキュリティ環境の向上活動も支援するとのこと。具体的には、セキュリティインシデント対応に必要な資料の作成支援、セキュリティ関連の最新ニュースや教育コンテンツの提供、定期的な脆弱性診断、サイバーセキュリティ訓練実施と結果報告などを行うとしている。