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マクニカ、各種センサーにより快適な業務環境を実現する「次世代型スマートオフィスソリューション」を開発

 株式会社マクニカは4日、「次世代型スマートオフィスソリューション」を開発したと発表した。

 次世代型スマートオフィスソリューションは、各種センサーを施設内に設置し、個人を特定しない方法によりデータを取得・解析することで、オフィス内での人の出入りや移動を可視化するソリューション。デスクや設備の利用状況をモニタリングし、効率の良い設備配置や電力利用スケジュールを組むことで、オフィス内の運用改善、施設全体の電気代削減など、快適な業務環境を実現する。

可視化・モニタリング画面

 例えば、CO2センサー・温湿度センサーから取得した環境データや解析結果を利用して、空調の温度設定や換気システムの制御を行うことや、CO2センサー・人感センサーから取得したCO2濃度・着席判断データをヒートマップ表示にすることで、分散計画を立てることなどが可能となる。

 電力においては、スマートメーターから電力使用量を取得し、太陽光発電・蓄電池・EV充電システムなども含め、総合的に施設全体の電力を管理することで、電力使用量の多い日中を避けて、終業後から翌日の始業時間までにEV車の充電を完了するよう設定するなど、エネルギー消費のピークカットや効果的な電力利用スケジュールを組むことができる。

 顧客の規模や予算に応じて小規模から大規模まで提供でき、ワンフロアなどのスモールスタート導入から始めて、必要に応じて1棟、複数拠点などに拡張もできる。

 ソリューションは、マクニカが取り扱っているCleanwatts製のエネルギーマネジメントシステムと、ドイツの大手半導体サプライヤーのインフィニオン テクノロジーズ製の最先端テクノロジーを使用した半導体製品が搭載されたセンサーターミナルと、IoTを組み合わせることにより実現した。

 マクニカで開発したセンサーターミナルの特徴は、CO2、気圧、温湿度センサーによる空気質情報に加え、60GHzレーダーによる人感センサーを搭載しており、従来の赤外線や超音波、カメラの課題を克服し、静止している人からエリア内で動いている人まで検出を可能にする。Wi-Fi通信を経由し、これらのセンサーで取得したデータをエネルギーマネジメントシステム「Kisense」で管理を行う。

 マクニカではソリューションを、インフィニオン テクノロジーズの日本法人である、インフィニオンテクノロジーズジャパン株式会社の本社に導入する。

 マクニカは今後、ソリューションに、照度センサー・tVOCセンサーなど新たなセンサーの導入や、入退室管理システムなどとシステム連携を行うことで、エコオフィスの実現、コスト削減、ノマドワークやテレワーク、在宅ワークなどの働き方改革、環境に配慮した働きやすいオフィスの実現、その他システムとの連携による見える化の集約など、さらなるスマート化を実施する予定としている。

スマートオフィスソリューション構成図