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キヤノン、消費電力低減など環境性能を高めたオフィス向けモノクロ複合機4モデルを発表

imageRUNNER ADVANCE DX 4845F(オプション装着時)

 キヤノンは28日、オフィス向けモノクロ複合機の新製品「imageRUNNER ADVANCE DX 4845F/4835F/4825F」の3モデルと、「Satera MF7625F」の計4モデルを、10月下旬から順次発売すると発表した。

 imageRUNNER ADVANCE DX 4845F/4835F/4825Fでは、従来機種に比べて消費電力を約25%低減し、業界トップクラスの標準消費電力量(TEC値)や、約15%の本体軽量化に伴う稼働時や製品輸送時のCO2排出量削減により、環境負荷の低減に貢献する。コンパクト設計により、スペースの限られた小規模オフィスでも配置でき、針なしとじに対応したフィニッシャー(有償オプション)を装着することで、最大10枚(64g/㎡)までの用紙を圧着でとじられ、金属針の廃棄物削減につながる。

 セキュリティ面の強化では、データの保存や通信において強固な暗号化機能を提供する「TPM 2.0」「TLS 1.3」、無線LANでは「WPA3」といった最新規格に対応し、情報漏えいを抑止する。オフィスから離れた場所と情報共有する上で利便性の高い外部クラウドストレージを活用する際にも、スキャン文書を直接送信し保存できる。

 また、オンラインマニュアルで提供する「セキュリティ設定ナビ」を使うことで、簡単な設問に答えるだけで使用環境に適したセキュリティ設定が可能で、専任のIT担当者がいない企業などでも複合機を安心して利用できる。

 さらに、クラウド型MFP機能拡張プラットフォーム「uniFLOW Online」との連携を行うことで、ID認証による高いセキュリティ環境での印刷や、集計レポート機能の活用、各種クラウドサービスとの連携が可能となり、業務効率化に貢献する。

 製品の価格は、imageRUNNER ADVANCE DX 4845F/4835F/4825Fが146万円(税別)から。Satera MF7625Fはオープン。