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SCSK、SASEソリューション「Netskope」の監視・運用サービスを提供

 SCSK株式会社は22日、SASE(Secure Access Service Edge)ソリューション「Netskope」の監視・運用・改善提案を行うSOC(Security Operation Center)サービスを提供開始した。

 Netskope SOCサービスは、SASEの稼働状況を24時間365日体制で監視し、アナリストがリアルタイムに分析することで脅威をいち早く検知する。また、月次レポートにより、セキュリティアナリストが過去の傾向を踏まえた推奨改善策を提示する。

 サービスは、サービス&セキュリティ株式会社(以下、SSK)の協力により提供する。SCSKとSSKは、セキュリティ分野における戦略的パートナーとして、さまざまな業種、業態の顧客にSOCサービスの提供実績があり、今回、Netskope SOCサービスの提供を合同で開始した。

SCSKが提供するNetskope関連サービスの全体像

 サービスでは、導入から利用状況の可視化、それに伴う追加設定、運用保守までを一気通貫でサポートする。アラートを迅速に検知するだけでなく、アラートを分析し、設定の追加案を提示し、顧客が活用するIT環境のセキュリティレベルの維持・向上を支援する。

 アナリストが月次で改善策を提示するにあたっては、顧客環境の優先度に合わせた最適なセキュリティ向上施策を段階的に提案する。サービスの利用を継続することで、顧客はセキュリティ脅威への態勢を強化し続けられるとしている。

 サービスの価格は、1000ユーザーの場合で月額5万円。Netskopeのライセンス費用、導入や運用支援の作業費用は含まれない。SCSKでは、既にNetskopeを導入済みの顧客を中心に、2022年度中に10社への導入を目指す。