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フェリシモ、顧客理解を実現するデータ活用環境の整備にキヤノンITSの「データマネジメントサービス」を採用

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は7日、株式会社フェリシモがキヤノンITSの「データマネジメントサービス」を採用し、「Treasure Data CDP」を利用したデータ活用環境を実現したと発表した。

 フェリシモは、ファッション、生活雑貨などの自社企画商品や、独自の視点でセレクトした国内外の商品を、カタログやECを通じて提供している。ダイレクトマーケティングの会社であるフェリシモは、顧客の「今」をいかに理解するかが重要な取り組みだとして、顧客の購買履歴だけでなく、ECをはじめとするWeb上での行動や、送付したメールDMの開封状況などの鮮度が高いデータを収集し、目的に応じた分析を柔軟かつスムーズに行える環境を整えるべく、カスタマーデータプラットフォームのTreasure Data CDPを導入した。

 さらに、新たに構築したデータ活用基盤であるTreasure Data CDPを積極的に使い、より大きな成果につなげるために、キヤノンITSのデータマネジメントサービスを採用。キヤノンITSでは、フェリシモのデータ活用の考え方や社内のニーズ、フェリシモのビジネスに役立つインサイトを把握することから開始し、活用に向けた最適な3つのシナリオを作成した。目の前の課題だけにとらわれるのではなく、将来を見据えた拡張性のある構造を提案し、データ活用に向けた取り組みを加速させやすい環境を実現したとしている。

 フェリシモは今後、整備したデータ活用環境をベースに、さらなるデータ活用アイデアの実装などに取り組んでいくと説明。キヤノンITSは、データマネジメントサービスにおいて、顧客の課題や目指す姿の把握から具体的な施策の策定まで「伴走型」で支援し、多様な顧客のデータ活用に対して将来を見据えたデータ活用環境の構築を支援していくとしている。