ニュース

アシスト、Oracle Exadata Database Service環境の構築支援サービスを提供

 株式会社アシストは27日、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)上で提供される「Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure(以下、ExaDB-D)」について、環境の構築から運用実装までを支援する「ExaDB-D構築支援サービス」の提供を開始した。価格は要問い合わせ。

 ExaDB-Dは、オンプレミスでの大規模システムにおいて多くの導入実績がある「Oracle Exadata Database Machine」を基盤とした、クラウド上で利用可能なデータベースサービス。

 提供を開始するExaDB-D構築支援サービスでは、顧客企業がExaDB-Dを最短・最適に利用開始できるよう、基本構成の検討から運用実装まで一連の構築支援を行う。具体的には、アシストの構築実績に基づく推奨値と顧客要件を加味した検討・構築を行う「基盤構築支援」、バックアップや監視設定、テスト、運用のレクチャーまでを行う「運用実装支援」の2段階で支援する。さらに、着実に目標を達成できるよう、支援期間中は進捗管理および課題管理を目的とした定例会を実施する。

 基盤構築支援は、Oracle CloudおよびExaDB-Dの基盤構築について、要件確認から最適化までアシストの推奨値に基づいて行う。実施期間は3カ月から。主な納品物は、各種ガイド資料、設計書、報告書。

 運用実装支援は、アシストの推奨値に基づくOracle CloudおよびExaDB-Dの運用検討、実装、テスト、運用に必要なレクチャーの実施を行う。具体的な項目としては、オートスケール、データベースバックアップ・リカバリ、監視設定、ログメンテナンスなどに関する実装を行う。実施期間は3カ月から。主な納品物は、各種ガイド資料、設定書、報告書、手順書。

 支援定例会は、ExaDB-Dの基盤構築から運用実装までの一連の構築支援の実施期間中、進捗管理および課題管理を目的とした定例会を実施する。実施期間は6カ月から。

 また、アシストでは支援サービスに加え、Oracle Databaseのデータ移行計画策定からデータ移行までを実施する「Oracle Database移行支援」、アシストのサポートセンターがOracle CloudとOracle Databaseの窓口一本化を提供する独自の「サポートサービス」、導入後の各種支援サービスを提供しており、オンプレミス環境からのクラウド移行やクラウドでの新規構築をトータルに支援する。