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富士フイルムビジネスイノベーション、データ入力業務効率化サービス「ApeosPlus desola」の低価格プランを提供

データ化したい帳票枚数が少ない企業などでの利用を可能に

 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は19日、OCR結果の目視確認前後の、人手がかかっている作業を自動化することで、データ入力業務全体の効率化を実現するクラウドサービス「ApeosPlus desola Technology by AI inside」(以下、ApeosPlus desola)の新プランとして、「ApeosPlus desola Lite」を提供開始すると発表した。

 ApeosPlus desolaは、文書の読み取りから各種業務システムへのデータ登録まで、データ入力に伴う人の作業を効率化し、DX(デジタルトランスフォーメーション)の加速を支援するクラウドサービス。提供開始以降、製造業における棚卸情報の入力や製品検査結果の管理業務、サービス業や販売業における請求書/注文書の処理や申請書の受付、流通業における配送伝票の処理など、さまざまな業種の企業への導入が進んでいるという。

 今回発表されたApeosPlus desola Liteは、基本リクエスト数(読取項目数×枚数)を少なく設定するとともに、各種業務システムとの連携方法をCSV/イメージ出力に限定することで、月額費用を抑えて提供する新プラン。データ入力業務を自動化したいが、データ化したい帳票枚数が少なく、既存のApeosPlus desola基本サービスでは費用対効果が見込めなかったような業務でも活用可能になるとした。

 価格(税別)は、基本リクエスト数5000リクエストを含み、月額4万5000円。超過リクエスト料金は、5000リクエストごとに1万5000円となる。また前述のように、業務システムとの連携方法をCSV/イメージ出力に限定しており、ApeosPlus desola基本サービスでは対応しているkintone出力、商奉行クラウド出力、APIには対応しない。