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IDCフロンティア、メガクラウドとの閉域ネットワーク接続サービスを提供

 株式会社IDCフロンティアは14日、Amazon Web Services(AWS)、Google Cloud、Microsoft Azureなどのメガクラウドと、IDCフロンティアのサービス間の閉域ネットワーク接続が可能な「バーチャルブリッジ(インターコネクト:メガクラウド)」を、8月から提供すると発表した。

 バーチャルブリッジ(インターコネクト:メガクラウド)は、IDCフロンティアのデータセンター内のハウジングサービスや、超高発熱機器に対応する「高負荷ハウジングサービス」、国産クラウド「IDCFクラウド」「IDCFプライベートクラウド」の各サービスと、メガクラウドのIaaSやPaaSを1対多の最大5回線まで閉域接続できるサービス。IDCフロンティアのデータセンターやクラウドなどのサービス間を閉域網で接続する、「バーチャルブリッジ」のオプションサービスとして提供する。

 最短約2ミリ秒の低遅延で、複数のメガクラウドとのセキュアな通信が可能となり、データ分析やアプリケーション開発、データの保全性やシステム分散など、各サービスの機能や特性を生かした柔軟なマルチインフラ構成が可能になる。

メガクラウドとの接続イメージ

 メガクラウドとの接続に必要なネットワーク回線やBGPルーターの設置・運用は、IDCフロンティア側で行うため、顧客は接続帯域を選択するだけで利用できる。また、IDCフロンティアの専任エンジニアが設計から構築までのサポートを行うため、顧客による専用回線およびネットワーク機器の調達や、複雑なポートの接続設定などは不要で利用できる。

 標準で冗長構成を採用した帯域確保型のサービスメニューで、月額7万9000円(1Gbps)から広帯域なメガクラウドとの論理接続を提供し、同様のメガクラウド閉域接続サービスと比較して、リーズナブルにメガクラウドとの閉域接続を実現できる。

 接続先メガクラウドは、AWS、Google Cloud、Microsoft Azureで、Microsoft Azureへの接続は2022年度中に提供予定。接続帯域は、1Gbps、2Gbps、5Gbps、10Gbps。