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インターネットマルチフィード、JPNAPサービスで400GbEポートによる接続を提供
2022年7月12日 12:50
インターネットマルチフィード株式会社(以下、マルチフィード)は12日、同社が提供するインターネットエクスチェンジ(IX)サービス「JPNAPサービス」において、アジアのIXとして初となる「400GbEポート」サービスを8月1日に提供開始すると発表した。
マルチフィードでは、インターネットトラフィックの急激な増加により、現在普及している100ギガビットイーサネット(GbE)を複数束ねて接続するケースも増えており、IXにおいてもより広帯域なインターフェイスを求める声が高まっていると説明。
こうした状況を受け、マルチフィードでは100GbEの4倍の帯域である400GbE技術を用いたIXの共同実証実験に取り組み、相互接続性や性能面において、400GbEが商用提供可能な品質であることを確認してきた。
新たに提供する400GbEポートサービスは、マルチフィードのJPNAP東京サービスにおいて、400GbEインターフェイス(接続規格:400GBASE-LR4-10)による接続を提供する。提供拠点は、ブロードバンドタワー新大手町サイトで、拠点は順次拡大予定。
IXでの400GbEポート利用により、IX接続ポートの広帯域化・集約による運用性やコスト効率の向上が期待されるとともに、IXにおいてより広帯域でのインターネットトラフィックの交換が可能となることから、インターネット利用者にとってはさらに多様で快適なインターネット利用環境の実現が見込まれるとしている。
マルチフィードでは、今後も先進的な技術・サービスの開発により、IXサービスの強化・拡充を進め、増大するインターネットトラフィックに対応し、インターネットのさらなる発展、社会的インフラとしての信頼性向上に貢献していくとしている。