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さくらインターネット、コミュニケーションやDX人材の採用・育成を目的とした拠点を沖縄に新設

 さくらインターネット株式会社は7日、沖縄県那覇市にカスタマーサクセスを実現するDX拠点(以下、沖縄DX拠点)の新設を決定したと発表した。

 さくらインターネットでは、沖縄DX拠点は業務を行う場所ではなく、社内外におけるリアルコミュニケーションスペースとしての活用や、DX人材の採用および育成の場としての活用を想定していると説明。これは、さくらインターネットが実施している「オープンイノベーションを起こすための取り組み」の一環で、取り組みはコミュニケーション、人材、ビジネスの3視点を仕組み化し、連続したイノベーションの発生を目指すとしている。

(左)現東京支社のコミュニケーションスペース、(右)現大阪本社のコミュニケーションスペース

 沖縄DX拠点の具体的な活用想定のうち、イノベーションを生むリアルコミュニケーションとしては、社内外の交流やコミュニティ形成を目的とし、沖縄のスタートアップ企業などとともにイベントを開催する場として活用する。また、社内の相談やメンタリングなど、従業員のリアルコミュニケーションを活性化させる場としての活用を想定する。

 DX人材を創出するための人材育成・採用強化としては、社内外の研修センターとしての活用を想定する。また、業種やI・Uターンを問わず、若手からシニア層までの人材を地域採用する予定としている。

 産学連携による教育基盤の確立および地域課題の解決としては、学術機関との共同研究を実施し、地域の課題を解決する。また、相互教育やインターンシップの開催を通じて、カスタマーサクセスに資するエンジニアの育成や新たなエンジニアの創出を実施する。