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トランスコスモス・デジタル・テクノロジー、AI-OCRとRPAを活用した業務デジタル化支援サービスを提供

 株式会社トランスコスモス・デジタル・テクノロジーは27日、AIプラットフォームを提供するAI inside株式会社のAI-OCR製品「DX Suite」におけるセールスパートナー契約を締結し、同製品を活用した支援サービスの提供を開始した。

 トランスコスモス・デジタル・テクノロジーでは、DX Suiteを活用した新サービスとして、PoC支援を提供。PoC支援では、DX Suiteを試験導入し、実際に業務で使用されている紙帳票を使用して読み取り精度を確認。本格導入による効果の予測を行う。紙帳票を預けることで、PoCはトランスコスモス・デジタル・テクノロジーの環境でも実施できる。

 また、クラウド活用によるデータ管理支援として、FAXで受け取ったデータをクラウドで管理、運用する仕組みの導入を支援する。Amazon Web Services(AWS)やGoogleドライブなどのクラウドを活用することで、蓄積されるデータの運用を効率化することができる。

 DX SuiteとRPAの導入・開発サービスでは、紙の読み込みから仕分け、データ化、基幹システムへの登録までをワンストップで行う。AI-OCRの導入とRPA開発を同時に実施することで、短期間で効果を実感でき、業務のオートメーション化を加速できる。

 DX Suiteの運用保守サービスでは、紙帳票の追加による設定変更や読み取り精度向上のためのチューニング、障害発生時の問い合わせなど、システム導入後の運用保守作業を提供する。

 また、ライセンス販売サポートとして、顧客のDX Suiteのライセンス購入を代行、支援するサービスも提供する。

 トランスコスモス・デジタル・テクノロジーでは、業務のデジタル化に関する課題に対して、AI-OCRとRPAに精通した技術者の育成を行い、紙を起点にした業務、PDFやエクセルが起点となる業務のオートメーション化、デジタル化支援を可能にしたと説明。新たなサービスにより、多くの顧客がデジタルトランスフォーメーションを推進できると考え、サービスの開始に至ったとしている。

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