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Sky、大規模ユーザー向けシンクライアントシステム「SKYDIV Desktop Client Ver.5」を提供

 Sky株式会社は13日、大規模ユーザー向けシンクライアントシステムの最新版「SKYDIV Desktop Client Ver.5」を販売開始した。

 SKYDIV Desktop Clientは、仮想環境(シンクライアント)でのPCの運用管理を支援する各種機能を搭載し、テレワークやネットワーク分離環境などのさまざまな業務環境で、安全かつ便利に業務を行えるようサポートする、大規模ユーザー向けシンクライアントシステム。

 最新版では、Linuxのサーバー上で動作するWebブラウザーの画面を各PCに転送することで、RDS CALが不要で、導入コストを抑えたシンクライアント環境を実現する「仮想ブラウザ方式」の機能を向上。プリンターのリダイレクトへの対応や、仮想環境とローカル環境間でのクリップボード共有をテキストのみに制限する機能、SKYSEA Client Viewと連携し、仮想ブラウザーでのWebアクセスを操作ログとして記録する機能などを搭載した。

 また、エージェントレスのPCでも、Webブラウザーから仮想環境にすぐにアクセスでき、Windows端末に加えてMac/Linux端末からも仮想ブラウザーが利用可能になった。

 このほか、仮想環境でダウンロードしたファイルを無害化し、ローカル環境に転送するファイル無害化連携機能については、Windows端末に加えてMac/Linux端末の利用にも対応。出張先やテレワーク環境で、手元のPCからオフィスのPCをリモート操作できる「リモートアクセスサービス」も新たに提供する。