ニュース

GMOグローバルサインとネクスウェイが業務提携、eKYCを含む本人確認業務をワンストップ化

「GMO顔認証eKYC」と「本人確認BPOサービス」が連携

 GMOグローバルサイン株式会社と株式会社ネクスウェイは19日、業務提携を開始したと発表した。これにより、GMOグローバルサインが提供する「GMO顔認証eKYC」と、ネクスウェイが提供する「本人確認BPOサービス」のシステム連携を可能にし、eKYC(オンラインで完結する本人確認方法)を含む本人確認業務のワンストップ化を実現する。

 GMOグローバルサインとネクスウェイでは、国内のeKYC市場は大きな成長が予想されているが、一方で、eKYCに対応した後の本人確認書類の真贋性確認、本人確認書類と申請情報の突合確認、eKYCの判定結果を踏まえた総合的な判定作業については、時間と手間を要するため、新たに本人確認が必要なサービスを始める事業者は、法令順守を備えた業務フロー構築や人員教育に負荷がかかっているという。

 こうした状況をふまえ、GMOグローバルサインとネクスウェイでは、事業者の業務負荷を軽減するため、eKYCを含む本人確認業務に必要なツールと確認作業支援のBPOサービスを、システム連携によりワンストップで提供する。

連携イメージ

 GMOグローバルサインのGMO顔認証eKYCは、AIでの顔認証によりオンラインで本人確認を完結できるサービス。ネクスウェイの本人確認BPOサービスは、本人確認書類の突合確認、機微情報のマスキング、反社チェックなどに対応するサービス。

 両システムの連携により、eKYCを含む本人確認業務が必要な事業者は、全工程をワンストップで導入できる。サービスは、本人確認の受付件数に応じた従量課金制で利用できるため、事業規模に合わせた業務コストで利用を開始できる。また、GMO顔認証eKYC はAPI機能を備えているため、開発中・既存サービスへのスムーズな導入が実現できるとしている。