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シーイーシー、ゼロトラストセキュリティソリューションを「Cyber NEXT」で提供

 株式会社シーイーシーは14日、巧妙化するサイバー攻撃や内部不正対策を業種・環境別に支援する「Cyber NEXT」に、クラウドサービスやリモートワークのセキュリティ対策に特化したゼロトラストセキュリティソリューションを加え、提供開始した。

 「Cyber NEXT ゼロトラストセキュリティソリューション」は、社内・社外を問わずアクセスできるネットワーク環境とPC端末やクラウド上の情報資産を守る、利便性と堅牢性を兼ね備えたセキュリティソリューション。NIST(米国国立標準技術研究所)が示すゼロトラストアーキテクチャ(SP800-207)に基づき、セキュリティ診断から構築・運用までを統合支援できるソリューションとして体系化した。

Cyber NEXTゼロトラストセキュリティソリューション体系

 シーイーシーでは、大手企業のセキュリティ要件で培ってきたユーザー認証・ID管理領域で400社の実績を持つ「SmartSESAME PCログオン」をはじめ、Cyber NEXTのEDRや資産管理などの端末管理を、IT資産の管理と迅速な脆弱性対応(衛生管理)により、マルウェアなどへの感染を予防するセキュリティ対策である「サイバーハイジーン」として、オフィスや常駐先、在宅を問わず、業務ができる環境を実現している。

 ハイジーンセンターとして対応するCEC SOCのログ解析や監視ノウハウをもとに、「ユーザー管理」「デバイス管理」「ZTNA(Zero Trust Network Access)」「監視・分析」「リソース管理」の5要素を、顧客の現状に合わせて導入支援する。

 シーイーシーでは、2022年初夏に「ユーザー管理」「デバイス管理」「ZTNA」「監視・分析」の第一弾をリリースし、年内にUEBA対応など監視強化を順次提供。2024年までに国内300社への販売を目標とする。