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アイ・アイ・エム、特権アカウントの一元管理を実現するDelineaの特権アクセス管理ソリューションを提供

 株式会社アイ・アイ・エムは12日、米Delineaとディストリビューター契約を締結し、2022年4月より特権アクセス管理ソリューションの販売およびサポートを開始したと発表した。

 Delineaは、特権アクセス管理分野を手がけるThycoticとCentrifyの2社が合併して誕生した企業で、同社の特権アクセス管理ソリューションは、工数をかけずに厳密な特権アクセス管理を実現する点を特徴とする。

Delinea社の主なソリューション概要

 アイ・アイ・エムでは、リモートワークやクラウド利用の拡大で企業におけるIT利用環境が劇的に変化する一方、サイバー攻撃は複雑化、高度化しており、ファイアウォールなどを設置する従来型の「境界型セキュリティ」は限界を迎えていると説明。企業の資産を守るためには、ゼロトラストセキュリティの概念に基づいて、その中心に位置するID管理、特権アクセス管理を行うことが重要だとした。

 こうした課題に対し、Delineaのソリューションは、「決して信用せず、常に検証し、最小権限を付与する」といったゼロトラストセキュリティのベストプラクティスを基盤としており、企業はDelineaのソリューションを導入することで、攻撃対象領域を最小限に抑えることに加え、監査・コンプライアンスの可視性の向上、リスク・複雑性・コストの削減が可能になるとしている。