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デージーネット、問い合わせメールの対応状況をWebブラウザ上で管理するクラウドサービス「CuMAS cloud」

 株式会社デージーネットは、問い合わせメールの対応状況をWebブラウザ上で管理できるサービス「CuMAS cloud(カマスクラウド)」を5月1日より提供開始する。価格は月額3万円(税別)。なお、正式リリース前の4月1日~30日は、試用期間として無料で利用できる。

 CuMAS cloudは、問い合わせメールを自動的にシステムへ登録し、問い合わせの進捗状況や担当者をWebブラウザから管理できるようにするクラウドサービス。これにより問い合わせの対応漏れを防ぐとともに、業務効率を改善できるという。

 具体的には、問い合わせや仕事の依頼をメールで受け取った際に、新規の問い合わせか、既存の問い合わせへの返信かを、サブジェクトやメールのヘッダから自動的に判定し、振り分けるとともに、システムに登録してくれる。

 また判定した情報などは、Webインターフェイスからカテゴリごとに一覧表示可能。問い合わせ日時(最初の問い合わせメールが届いた日時)、メールの件名、送信者アドレス(依頼者のアドレス)、担当者、ステータス(未着手/対応中/保留中など)を確認できるとした。電話などによる問い合わせについても、Webインターフェイスで直接入力し、新規問い合わせを作成可能だ。

 このほか、対応漏れを防ぐため、一定期間進捗がないものを担当者にメール通知する機能や、指定した時間にジョブを自動作成する機能も搭載した。毎月・毎週など定期的に実施する作業や依頼を、忘れることなく確実に管理できるようになる。さらに、過去の情報を検索する機能なども利用可能とした。

 なお、クラウド上に保存されるメール内容は暗号化され、データベースもほかの利用者と共有しない構成になっているとのこと。