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GMOグローバルサイン・HD、GCP向けの請求代行サービスや監視・運用代行サービスを提供

マルチクラウド対応のフルマネージドサービス「CloudCREW byGMO」を強化

 GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(以下、GMOグローバルサイン・HD)は17日、Google Cloud Partner AdvantageプログラムのGoogle Cloud Serviceパートナー認定を取得し、Google Cloud事業に参入すると発表した。同社ではマルチクラウド対応のフルマネージドサービス「CloudCREW byGMO」において、Google Cloud Platform(GCP)の利活用支援サービスを提供開始する。

 GMOグローバルサイン・HDではこれまで、CloudCREW byGMOにおいて、自社開発のIaaS「ALTUS(アルタス) byGMO」や、Amazon Web Services(AWS)などを対象した活用支援サービスを提供してきたが、今回、より用途に応じたクラウドを企業が選択できるように、サービスラインアップを拡張。Googleの最先端技術を活用したクラウドサービスであり、昨今注目を集めるデータサイエンスや機械学習、AI開発に特化した機能が充実しているGCP向けの活用支援サービスを提供する。

 そのGCP利活用支援サービスでは、GCP導入を検討する企業に対して、GCPの強みを生かしたシステム設計・構築から運用・保守、支払い代行までの一貫したサービス、および技術サポートを提供するとのこと。

 具体的には、まず、銀行振込によって毎月のGCP利用料を支払える「GCP請求代行サービス」を用意した。Google規定の支払い方法はクレジットカード、デビットカードの2種類のみだが、この利用によって銀行振込での支払いが可能になる。

 また、GCPを定価より3%割引きで提供するほか、Google Cloudの認定資格を持つSEによって、アセスメント支援、日本語サポートを無料で提供するので、GCPのコスト最適化を容易に図れるとしている。初期費用や代行手数料も不要だ。

 2つ目のサービスは、24時間365日対応のGCP監視・運用代行サービス「マネージドクラウド for GCP」。Google Cloudの認定資格を持つSEが運用設計を担い、24時間365日態勢でGCP上のクラウド環境の監視や運用・保守業務を代行する。

 なおCloudCREW byGMOでは、災害発生などのリスク分散のため、国内3拠点で有人による監視・運用およびサポート体制を採用しており、GCP運用上の課題解決や指定の定期運用業務に24時間365日対応可能とのこと。

 1インスタンスあたりの価格例(税込)は、スタンダードプランの場合、初期費用が2万7500円から、月額費用が2万2000円から。