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デル・テクノロジーズ、イノベーションの共創施設「エグゼクティブ ブリーフィング&ソリューション センター」を開設

 デル・テクノロジーズ株式会社は12日、顧客/パートナーとのイノベーションを共創する施設「エグゼクティブ ブリーフィング&ソリューション センター」(以下、EBSC)を、東京都・千代田区の本社「Otemachi One」17階に新設したと発表した。これにより、グローバル共通のカスタマーエンゲージメントプログラムである、エグゼクティブ ブリーフィング プログラム(EBP)とカスタマー ソリューションセンター(CSC)の2つを、同一拠点から提供可能になるという。

 この「EBSC」は、「ブリーフィングルーム」「ショーケース」「CSCデーターセンター」の3エリアで構成される。

 1つ目の「ブリーフィングルーム」では、最新テクノロジーを駆使して大中小のブリーフィングルームを構築し、顧客のニーズに応じて、適切なエンゲージメントを実施する。

 このうちエグゼクティブ向けの「エグゼクティブ ブリーフィング」においては、オンライン/オンサイトを組み合わせたハイブリッド・ブリーフィングをニューノーマルと定義し、世界中の社内専門家を交えて数々のビジネステーマについて議論するほか、「テクニカル ブリーフィング」では、顧客のニーズに応じた多様なソリューションと製品を、実際のデモを通じて紹介するとした。

 2つ目の「ショーケース」は、「デジタル トランスフォーメーション」「Edge/5G」
「Work from Anyware」「Social Impact(サステナビリティー)」の4つのテーマ別のゾーンで構成され、パートナー企業と共同で各種ソリューションのエクスペリエンスを提供。顧客やパートナー企業に、理解と最新ソリューションの導入を促進する役割を果たす。さらに、デル・テクノロジーズの製品ポートフォリオやパートナー企業とのエコシステムを活用し、顧客が直面しているビジネス上の課題および機会に対応するとしている。

 最後の「CSCデーターセンター」は、50ラックの機材を保有しており、最新のサーバー、ストレージ、ネットワーク機器が無償で利用可能。この環境を用いて、顧客やパートナー企業が実際の稼働環境を事前に構築し、動作検証・パフォーマンス試験を行える。

 最新製品やソリューションをそろえた各種専用ラボで、各エキスパートが対応。また、24時間のリモート接続により、海外チームメンバーの知見を交えることも可能で、グローバルの最先端の経験を共有し、ビジネス課題解決にいち早く生かせるとのこと。

 なお同データーセンター内には、5Gの専用通信ラボ「Open Telecom Ecosystem Lab」や、「Dell Technologies AI Experience Zone」および「SAPコンピテンシーセンター」も併設された。