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NTTテクノクロスのSalesforce運用支援サービス「TakumiMagic」、多要素認証に対応したSSO機能を提供

 NTTテクノクロス株式会社は22日、Salesforceの管理・運用を支援するサービス「運用支援スイート TakumiMagic(タクミマジック)」(以下、TakumiMagic)において、多要素認証(MFA)に対応したシングルサインオン(SSO)サービスを追加すると発表した。

 Salesforceでは、2022年2月1日よりサービスアクセス時のMFA対応が契約上義務付けられるが、対応方法としては、新たなモバイルアプリケーションや指紋認証機能が付いた端末を導入するというものが多く、導入準備や導入後の管理が負担になっているという。

 一方NTTテクノクロスでは、Salesforceを継続的に運用する際に発生するさまざまな問題を解決できるよう、支援サービスのTakumiMagicを提供してきた。今回のTakumiMagicの強化は、こうしたMFA導入・運用時の課題に対応するためのもので、証明書の発行・管理機能を提供することにより、利用者や管理者を支援するとした。

 Salesforceの利用者は、ユーザーにひも付く証明書を利用中の端末にインストールしておくだけで、利用中のSalesforceアカウントをSSOサービスのアカウントとして継続利用できるようになる。このため、新たにメールアドレスなどを準備する必要もなく、従来と同じ方法でSalesforceにアクセスできるとのこと。

 また、サービスの利用に必要な情報(アカウント、証明書など)の発行・更新はNTTテクノクロスが実施してくれるとのこと。同社には、Salesforce MVPをはじめとするSalesforce関連の有識者・有資格者が在籍しているため、定期アップデートやセキュリティ強化などによりSalesforceの仕様が変更された場合でも、迅速かつ柔軟に対応するとしている。

 価格(税込)は、1ユーザーあたり月額550円で、初期設定費用16万5000円が別途必要となる。

Salesforce向けシングルサインオンサービス利用イメージ