NECとNECネクサ、イベント管理製品「Cvent」を用いたオンラインイベント開催支援を提供

　日本電気株式会社（以下、NEC）およびNECネクサソリューションズ株式会社（以下、NECネクサ）は10日、クラウド型イベント管理サービス「Cvent（シーベント）」の国内総販売代理店であるSaaSpresto株式会社と協業すると発表した。3社では、オンラインイベントを包括的に支援する新サービスの提供を図るとのこと。

　NECおよびNECネクサは今回、イベントに必要となる情報を取得・管理してデータを1カ所に集めることで、オンラインイベントをより付加価値の高いものとするサービスを提供するため、イベントのデジタル化を20年以上手掛けてきたCventのイベント管理ソリューションの活用に向けて、国内総販売代理店のSaaSprestoとの協業した。

　この協業によりNECとNECネクサソリューションズでは、Cventのイベント管理ソリューションを、企業のニーズに合わせて提供可能になる。例えば、まずオンラインイベントを実施してみたいという企業に対しては、大小さまざまなイベントにおいて手軽に活用できるサービスとして提供するという。

　このサービスでは、手間のかかる設定や管理作業はすべて任せられるため、イベント主催者はリード獲得や商談成約、イベント運営に集中可能になる点が大きなメリット。また、イベント当日の運営や、サポート、イベント参加者のデータの安全な管理、イベント結果のレポート提供までをトータルに対応するとした。

　さらに、「ウェビナーだけでは思うような成果が出ない」「視聴数はある程度成果は出ているが商談までなかなかいかない」といった経験がある企業に対しては、双方向コミュニケーションを実現するオンライン商談機能やチャット機能を提供する。

　加えて、Cventを深く活用してみたいという企業には、既存のマーケティングに関するシステムとの統合を含め、より便利なマーケティングプラットフォームとしてCventを導入できるようにするとのこと。

　一方SaaSprestoでは、日本におけるCventのサービスの総販売代理店として、Cventのイベント管理ソリューションの販売・サポートを提供するとのこと。