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クニエ、“ものづくり企業”のDXを伴走型で支援する「MXシェルパサービス」

 NTTデータグループの株式会社クニエは26日、ものづくり企業(Manufacturing)のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する「MXシェルパサービス」を提供開始すると発表した。

 MXシェルパサービスは、ものづくり企業のデジタル化を、課題テーマの設定からDXの計画・実行まで伴走型で支援するサービス。全部で7つの体系から構成されており、サービスを利用することで、段階的な企業変革を企画・実行しながら、デジタル化を推進するリーダーを育成することもできるという。

 具体的には、デジタル化によるビジネスインパクトやテクノロジーの理解を深めるための「MX Start UPセミナー」や、DXの取り組み状況を事業・業務、データアナリティクス、ITテクノロジー、組織・スキルから診断する「DX診断」、診断結果をもとに導出された結果から、DXモデルキャンバスを活用してDXを推進する上でのテーマを企画し、具体的な活動計画を策定する「DXプランニング」、課題テーマに応じた専門知識を持つメンバーが伴走し、実践課題をもとにワークショップ形式で学ぶことでDX活動を加速させる「DX Work Shop」を提供する。

 また実行段階の「DX展開計画/展開」では、DXの実現に向け、DXの業務実装が正しく行われるか、ソリューション/サービス(アプリケーション)が適切に実装できているか、スキルや体制が整備されているかなどを、DXテーマに応じたチェックリストやテスト計画を通して展開するとした。

 このほか、継続的な改善に向けて、組織内にデジタル化を推進するための役割・スキル定義、研修体系などを策定し、推進者育成に向け、オリジナル研修テキストをもとにスキルアップを行う「DX推進における役割・スキル定義」、実践課題に対して、専門知識を持ったメンバーが実務フォローアップを行い、推進者がDXの実現に向け自律自走できるスキルを身につけられるよう支援する「伴走型でのDXトレーニング」も提供するとのこと。