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NTT-AT、小規模企業の情報資産を保護する「エンドポイントセキュリティパッケージ」を提供

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は11日、小規模企業の重要な情報資産を保護する「小規模企業向けエンドポイントセキュリティパッケージ」を提供開始した。

 小規模企業向けエンドポイントセキュリティパッケージは、クラウドアプリケーションの利用や、クラウドへの情報資産の保管を行っており、事務所の外で業務をする社員が多い小規模企業向けのセキュリティサービス。

 端末にソフトウェアをインストールするだけで、端末のセキュリティ設定チェックにより、安心してクラウドアプリケーションにアクセスできる「端末セキュリティ設定チェックサービス」と、未知のマルウェアなどの脅威から端末を防御する「端末ふるまい検知サービス」を提供する。

 端末セキュリティ設定チェックサービスは、端末にインストールしたソフトウェアが、端末のセキュリティ設定と個社ごとのポリシー条件を確認し、クラウドアプリケーションへのアクセスを提供する。各種クラウドアプリケーションへのアクセスルール策定支援・設定・メンテナンスを提供するとともに、セキュリティホールの発見とルール違反端末の報告を行う。

 これまではUTMなどで脅威から守るだけでよかった企業が、社員がリモートワークとして自宅や外出先からクラウドアプリケーションにアクセスする必要が生じた際、セキュリティに不安を感じることなく、手軽にアクセスできるとしている。

 端末ふるまい検知サービス(FFRI yarai Home and Business Edition)は、1台の端末を利用して、昼間は仕事に、夜はオンラインショップやソーシャルメディアを楽しむような社員を対象に、仕事の情報漏えい防止、クレジットカードやオンラインバンキングの不正利用防止、さらに大事なプライベート情報を守るために、Windows PCにセキュリティを提供する。

 端末からウイルス駆除や解析依頼を簡単に実施することが可能。「先読み防御」技術により、未知のマルウェアも検知・防御する。5つの防御エンジンの搭載により、マルウェア侵入から活動開始時まで、多角的に脅威を検出し、高度な攻撃から端末を防護する。インストールしたその日から利用可能で、一般的なウイルス対策ソフトと同居し、効果的に端末の情報を保護できる。

 サービスの価格は個別見積もり。

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