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NTT Com DDがTufinと協業、同社のセキュリティソリューションを提供

 NTT Com DD株式会社(旧社名:株式会社ディメンションデータジャパン)は15日、ネットワークやクラウドの可視化、セキュリティポリシーの自動化などのソリューションを提供する米Tufinと協業し、「Tufin Orchestration Suite」をはじめとする、同社のセキュリティソリューションを提供すると発表した。

 Tufinのソリューションを利用すると、ネットワークやクラウド、セキュリティの各運用部門は、ポリシーの可視化、リスク管理、プロビジョニング、コンプライアンス、レポート作成を自動化し、正確に実行できるようになるため、生産性の向上を実現するという。

 またTufinのソリューションは、数多くのセキュリティ製品のポリシー管理を行えるが、中でも、NTT Com DDがグローバルゴールド認定パートナーとして協業しているシスコと、テクノロジーアライアンスパートナー関係にあるとのことで、Tufin製品とシスコ製品はシームレスに統合されており、幅広いシスコのセキュリティ製品に対して、単一のセキュリティポリシー管理を企業に提供できるとのこと。

 これまでの数多くのシスコ製品の導入経験を通じ、同社製品を熟知しているNTT Com DDが、こうした特徴を持つTufinのソリューションを提供することで、既存の顧客企業に対して、高度なネットワーク保護と可視性、またリスクが低減され自動化されたポリシーの変更など、新たな価値を提供できると説明している。

 また、NTTグループのNTT Ltd.では、アジア諸国ですでにTufinの導入実績を持っているため、同社の実績から蓄積されたノウハウを活用し、日本企業に最適なTufinソリューションをいち早く提供できる点も強み。さらに、海外拠点へのグローバルな展開もワンストップで提供するとのことだ。