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NSSOL、マネージドクラウド「absonne」でサブスクリプション形式のOracle Databaseを提供

 日鉄ソリューションズ株式会社(以下、NSSOL)は、マネージドクラウドサービス「absonne(アブソンヌ)」上にて、9月よりサブスクリプション形式のOracle Database Standard Edition(SE) 2を提供すると発表した。

 absonneは、企業の基幹システムに求められる可用性・信頼性と、ユーザー企業固有のオンプレミス環境やパブリッククラウドと連携可能な柔軟性を兼ね備えたマネージドクラウドサービス。企業システムに必要なすべてのIT基盤に対応できる点が特徴で、多くの企業・団体でミッションクリティカル環境に活用されているという。

 今回は新たに、absonneの仮想環境上にて、要望の多かったというOracle Databaseが利用可能になる。またサブスクリプションモデルによる期間限定利用が可能となるため、従来のオンプレミス標準ライセンスと比べ、年間コストの削減に貢献するとした。

 なお、Oracle Databaseをクラウドサービスで利用する場合、データベースとIaaSレイヤで問い合わせ先が異なるなど、運用が煩雑になるケースもあったというが、NSSOLからライセンスを購入した企業向けのサービス「SEEFOCUS」にて保守サポートを提供するので、すでに同サービスを利用中の企業は、問い合わせ先が増えることなく、これまでの運用を継続できるとのこと。これによりワンストップでの保守・運用の提供が可能となり、トータルコストの最適化を実現するとしている。