ニュース

デジサート、認証済みのロゴをメールに付加できるBIMI規格に準拠した認証マーク証明書を発行開始

 デジサート・ジャパン合同会社(以下、デジサート)は13日、認証済みブランドロゴをメールに表示するBIMI(Brand Indicators for Message Identification)規格に準拠した、認証マーク証明書の発行を開始すると発表した。

 認証マーク証明書は、メールにおける送信ドメイン認証技術DMARCの採用率を高めることを目的とした、BIMI規格の一部として提供される。企業は、認証マーク証明書の利用により、認証済みのロゴをメールに付加することができ、ユーザーがメールを開く前に、モバイルクライアントの受信トレイに送信者のロゴが表示されるようになる。米Googleは12日、GmailにおけるBIMIの採用を発表している。

 デジサートでは、DMARCで保護された認証マーク証明書を利用することで、企業はメールのセキュリティと顧客のプライバシー保護への取り組みを示すことができると説明。顧客に送信するメールに商標登録済みロゴを付加することで、認知度、開封率、エンゲージメント率、ブランドインプレッションを向上させるとともに、メールに高い信頼性と透明性をもたらすとしている。

 デジサートの認証マーク証明書は、証明書の発行やインストール、検査、修正、更新などの各作業を統合したコンソール「CertCentral」を通じて、全ての規模の企業で利用できるようになる。