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Darktrace、ジェイズ、S&Jの3社、AIセキュリティ製品の運用支援ソリューションを提供

「Enterprise Immune System」のアラートに24時間365日体制で対応

 ダークトレース・ジャパン株式会社(以下、Darktrace)、ジェイズ・コミュニケーション株式会社(以下、ジェイズ)、S&J株式会社の3社は7日、自社のセキュリティ製品「Enterprise Immune System」が検知したインシデントに対して24時間365日体制で対応するサービス「Darktraceアラート分析・監視サービスパッケージ」を、共同で提供開始すると発表した。

 Enterprise Immune Systemは、ネットワークに接続された機器の挙動を管理し、通常と異なる動きを検知することによって、未知の脅威による被害を視覚化するセキュリティ製品。ネットワーク内外に分散する従業員やデバイスの挙動、組織の通信パターンを自己学習型AIが機械学習し、定常状態とは異なる「異常」をリアルタイムに検知する仕組みのため、組織にとって脅威や異常と見なせる通信は、理論上いかなるものも自動的にアラートできるという。

 今回発表されたDarktraceアラート分析・監視サービスパッケージは、このEnterprise Immune Systemの導入・運用を支援するサービス。DarktraceのAI技術と、S&Jが日本で長年培ってきたサイバー攻撃監視やセキュリティ診断サービスにおける専門性との両輪で、日本語による分析・監視サービスを24時間365日体制にて提供するとのこと。

 具体的には、Darktraceからのアラートを受信した場合、管理画面へVPN(またはCall-Home)経由でアクセスして調査・分析を実施し、対応が必要な脅威と判定した事象については、対応策を含めたエスカレーションを実施する。

 サービス内では、S&Jが分析・監視を担当。セキュリティソリューションの豊富な導入実績を持つジェイズが適切な設置構成を設計し、Enterprise Immune Systemの活用体制を整えるとしている。また販売もジェイズが担当し、今後3年間で30社への導入を見込むとのことだ。