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インターコム、情報漏えい対策・IT資産管理サービス「MaLionCloud」にWeb API連携機能を追加

 株式会社インターコムは1日、情報漏えい対策・IT資産管理クラウドサービス「MaLionCloud(以下、MaLion)」の最新版となるVer.6.3を提供開始した。

 最新版では、Web API連携を利用して、MaLionで収集したPC操作ログを外部システムに取り込める機能を追加した。例えば、勤怠システムとの連携では、PCの電源オン/オフやログオン/ログオフのデータを勤怠データと付け合わせ、オリジナルレポートを作成できる。また、テレワーク時には、ログオン/ログオフ時刻を打刻とみなすことにより、出退勤管理ができる。

システム構成イメージ

 以前より、MaLionでは、勤怠管理システムとCSVファイルを経由したデータ連携を実現していたが、CSVファイル連携では、人手による操作の手間や操作ミスのリスクなどが存在していたと説明。今回、勤怠管理システムを提供する各社から要望のあったWeb APIを搭載したことで、人手を介さないシームレスかつ確実なデータ連携を実現し、MaLionに蓄積されたPC操作ログは、勤怠管理、労務管理をはじめとした様々な業務で活用できるとしている。

 このほか、従業者PCが実際にどこから接続されているかを一覧で確認できる機能や、情報漏えい対策の強化として共有されているフォルダーを可視化できる機能などを追加した。

 インターコムでは、引き続き各社と協力し、Web APIによる連携ソリューションを提供すると説明。特に、勤怠管理システムとの連携を強化して、従業者と企業を守る「働き方改革」への取り組みを支援していくとしている。