BBIX、大阪エリアで「BBIXマルチクラウド接続サービス」を提供開始

　BBIX株式会社は11日、Microsoft Azureへの閉域接続を実現する「BBIXマルチクラウド接続サービス for Microsoft Azure ExpressRoute」について、大阪エリアでの提供を開始した。

　BBIXマルチクラウド接続サービスは、BBIXのIXサービスを利用する顧客向けに、ピアリングを行っている回線と同一ポートでクラウド事業者との直接接続を提供するサービス。 BBIXのL2ネットワーク上で、BBIXが提供するVLANを介して、顧客と複数のクラウド事業者との閉域接続が可能になる。

　今回の対応により、既に提供している東京エリアに加えて、大阪エリアでもL2IX経由でのパブリッククラウド接続が可能となる。これにより、東西のエリア冗長を踏まえた高セキュリティー、低遅延、かつ拡張性のあるクラウド向け接続サービスを提供する。

　BBIXマルチクラウド接続サービスの提供帯域は1Gbps、2Gbps、5Gbps。接続先クラウドサービスは、東京エリアはMicrosoft Azure、Alibaba Cloud、さくらのクラウド、Amazon Web Services（AWS）。大阪エリアはMicrosoft Azureのみ。

　BBIXでは、高品質ピアリングプラットフォーム上での最先端クラウドサービスへの接続による安全性の高いプライベートなクラウドインフラストラクチャー向けサービスを実現し、顧客がより最適で安定したビジネスを展開できるよう、今後も接続先クラウドサービスの追加や提供エリアの拡大をしていく予定としている。