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NTTデータやクニエなど3社、ナレッジマネジメント「knowler」の導入支援サービスを提供

 NTTデータ先端技術株式会社、株式会社NTTデータ、株式会社クニエの3社は19日、ナレッジマネジメントソリューション「knowler」の導入支援サービスを開始すると発表した。

 knowlerは、企業内に存在するさまざまなデータに対する、効率的な情報探索をサポートソリューション。利用にあたっては、社内のERPやデータベースなどに代表される構造データ、あるいはテキスト、ドキュメント、有識者、人脈情報などの非構造データを収集するとともに、オントロジーやAIを活用して自動的に分類・意味づけを実施するとともに、それらの多様なコンテンツや人材情報に対する横断的な情報探索機能を提供するという。また、ユーザーインターフェイスとしてMicrosoft Teamsとも連携しているため、コミュニケーションプラットフォーム上でのシームレスな情報連携が可能になるとした。

 検索機能としては、一般的なテキスト検索のほか、自然言語処理による検索者の意図に即した情報提供、機械学習によるユーザー特性に応じたレコメンド、関連性・ファクトデータを見やすくビジュアル化する機能を備えている。こうした機能により、効率的に最適なコンテンツや人の情報を参照・探索できるため、提案書などをはじめとした各種ビジネス文書の、迅速な作成等にも活用可能とのこと。

 今回は3社が連携し、営業改善や人材育成、組織変革などのさまざまな業務改革について、knowlerの導入計画策定から運用までをトータルで支援する。これにより、情報探索だけでなく“人と人とのつながり創り”を促進し、デジタル時代に求められる迅速な価値創造や働き方変革を実現するとのことだ。

 なお3社では、顧客ニーズに対して迅速に対応するため、knowlerの開発元であるeveris社や、フロント開発を得意とするNTTデータ先端技術のインドの開発センターと連携しながら、導入を推進するとしている。